錦華殿



 錦華殿は、大谷光瑞師(西本願寺第22代門主)と籌子(かずこ)裏方の新居として、明治30年代に本願寺百華苑内に建てられたフランス様式の木造建築物です。
 大正9年、本学園に移築され、以来60年あまりにわたり学園のシンボルとして愛されてきた錦華殿ですが、昭和56年老朽化のため、惜しくも解体されました。
 昭和60年、藤陵会(京都女子学園同窓会)は、「建学の精神の拠り所として、長く後世に伝えたい」と、『錦華殿再建趣意書』を当時の故二葉憲香学園長に提出し、平成2年、学園創立80周年記念事業計画の一つとして、学園建学記念館として錦華殿を復元することが決まりました。
 その後、藤陵会をはじめ、維持会、卒業生、保護者、教職員等、有志のみなさんから多くの寄付が寄せられ、建築用地も確保でき、平成10年12月に着工、平成12年3月竣工いたしました。
 再建にあたり、解体時に保存した手すりや装飾部材を再利用し、カーテン、天井クロスなどは原型に近い風合いと色彩を再現して、できる限り忠実に復元することに努めています。また、耐震性・耐火性に配慮し、鉄筋コンクリート造の建物となっています。


開館時間


 日曜・祝日を含め、毎日午前10時~午後4時 

 ※木曜日及び夏期、冬期、春期休み期間中は休館日となります。
  休館日の利用または団体での見学を希望される場合は事前に 総務課(075-531-7030)にお問い合わせください。


見学について


 同窓生の皆さんは、無料で見学できます。


展観情報


京都女子学園創立110周年(創始121年)待ち受け企画展「大谷籌子裏方 京女への道」が 平成29年5月20日(土)~6月30日(金)が錦華殿で開催されました








九条武子夫人遺芳展が平成27年6月10日から7月15日の期間、錦華殿地下1階展示室で開催されました。

   


お 願 い


 グループで見学される場合は、メール・おはがき・FAXまたはお電話で、事前にご一報下さい。


 〒605-0927
 京都市東山区渋谷通上馬町536-13
 京都女子学園同窓会 藤陵会
 TEL:075-561-5086 / FAX:075-561-1105
 E-mail:touryou@kyoto-wu.ac.jp


 仏前結婚式場としてお使いいただけます
 詳しくは大学総務課にお問い合わせください。

 ●総務課●

 TEL 075-531-7030
 FAX 075-531-7077
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